【我慢しながら生きてる自分より、よっぽど認知症の人の方が自分を大切に生きてるなーって思った話】
今日の夜勤中にびっくりしたこと
私の施設には、ちょー足がしっかりしてて、ひたすら歩き回る利用者がいる。
認知症状として、記憶障害や見当識障害、徘徊などあるが、基本的には自立されている。
いつも夜になるとソファーに座りウトウト眠そうな様子があったりもしてて、そのタイミングで声をかけると、
『そうね、眠いから寝ようかしら』
と言って、一緒にベッドまで行って休んでいただいている。
昨日はなぜだかまーったく眠たそうな様子なくて、まーでもが22時くらいになったし、みんなも寝たしベッドまで連れてってみようかなーって、声掛けしながら2回、時間ずらしてやってみたけど、すぐ起きてきた!
だから寝てもらうことをとりあえず諦めた私。
寝てほしいと思うのは完全にこっちの都合だから、私は基本、無理強いしない。
本人がやりたい意思を一番大切だし、本人の気分が一番大事だから、
眠くないならまーいっかーって、
そのまま様子みてた。
そしたらね、2時間くらいして、フッと見たら居なくなってて、ベッド見に行ったら自分で寝てた!!
この人、自分の寝床なんて一人で行ったことなかったし、いつも違う人のところで寝てたりすることもあるし、トイレの場所も良く聞いてくるし、場所の認識ができないのかと思ってたら、ちゃんと自分で部屋に帰って寝てたの!!!
これを見て、本人も、自分の欲求がとことん満たされたから、なんだか、腑に落ちて、『寝る』っていう行為に繋がったのかなって思った。
そしてちゃんと自分の欲求に充分従ったからこそ、直感とかで部屋の場所までもわかっちゃうのかなって、思ったりして!!!
この行動を目の当たりにして、
自分の欲求をとことん叶えてあげるってやっぱりすごーーーい!
と感じたけど、
むしろ
認知症の人は部屋がわからないって勝手に思い込んでいた自分に反省しました。
『今を生きる認知症の方』
わたしのブログテーマでもあるけど、
認知症の方も、ありのままで生きてるんだょね。
今ここ にいること自体、自分の世界が全てだし、自分の気持ちが全て。
それなら不快よりも快でいたいと思うのは当たり前の心理な気がする。
だってその方が楽しいじゃん。
でもちゃんと認知症の人はさ、楽しいだけじゃなくて、辛い、不安、寂しいって自分の声もしっかり聞いてあげて、自分と向き合ってるよ。
不安の声をしっかり外に発信ながら。
『私、今どこにいるのかわからなくなっちゃった』
『なんで私ここにいるのかしら?』
『なんでこーなっちゃったのかしら?』
切ない!と涙する。
『やめてーーーー!』
『私はこれをしたいの!!ほっといて!!』
って怒る。
そして急に笑う。
しっかり自分の感情に向き合って、ぜーんぶ感じきって、ぜーんぶ外に出すから、自然と感情が戻るんだょね。
私が苦手とする部分。
切ない、悲しい、という気持ちにしっかり向き合って感じきってあげること。
私がちゃんと大切にしてあげたい気持ちはそこだし、これこそが私にとっては自分と向き合うってことなんだなーって最近感じてる。
自分自身の辛い、悲しい感情をないがしろにしがちな自分より、よっぽど認知症の人の方が自分を大切に生きてるじゃんーーーー!
ってその利用者さんを見て感じることができた夜勤でした!(*˙︶˙*)☆*
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でもこんなのあるよーとか
わかるー!とか
あたしもやってみよーとか、
むしろそれは違う!
とかでもいいです(*˙︶˙*)☆*°
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