【《100人の中の1人》と《1人+99人》の違い】
利用者の一時帰宅、今取り組んでいる施設は多いのでないでしょうか。
利用者の一時帰宅、いわゆる『逆デイ』とは、施設に入所中の利用者を、短時間でも自宅に返し、地域との繋がりを取り戻そう!
という、企画です。
私たちの施設は地域にとまでは発展出来てませんが、家族との信頼関係を作るためにも、コミュニケーションを積極的にとる場をつくるためにも、そんな取り組みを始めました。
ってのも、2年前から一時帰宅に対するニーズについての、研究をしていたからなんです。
研究の結果、利用者はお家帰りたいというのだけども、ご家族はそんなでもないっていうギャップがあることがわかりました。
そして利用者が歳をとるにつれて、ご家族も高齢になってきてるから、やっぱり帰宅時の負担の大きさに対して不安の声もありました。
職員が同行すれば楽だろうし、絶対需要あるよね!って始めた研究でしたが、見事に結果は覆されました。
あまり細かくは言えないのでこんなもんにしておきます。
思ったよりも需要はなかったものの、一時帰宅をやりたいと希望してくれるご家族もいらっしゃったので、その方々に関しては取り組身を進めています。
そんな中で、入所させてしまったことに対して、色々な要因でしょうがないと思いながらも、それでも罪悪感をかんじてしまっているご家族もいることがわかりました。
『罪悪感』
施設で働いてる側の自分としては、入所待機者もたくさんいる中で、空きベッドになればすぐ新規入所の方がくる。それが当たり前な環境。
でもやはり家族としては、唯一の自分の家族を入所させてしまう一大事だもんね。
これが
《100人の中の1人》という職員サイドの認識と《1人と他人99人》という家族サイド認識の違い。
1人で考えて、自分の枠の中で考えるから、自分は唯一の1人になってしまうのではと、色々不安になってしまうけど、もしかしたら、外を見渡したら意外と珍しくないのかもしれないじゃんね。
当たり前と考えてる人もいれば、それを不安と思う人もいる。
だから全然不安になる必要なんてないってこと。
罪悪感を感じる必要なんてないってこと。
罪悪感を感じるくらいなら、たくさん利用者に面会にきて、自宅にいたころには素直にできなかった、『一緒にたのしい時間を過ごす』っていう経験をしていただいた方がみんなが幸せだと思う。
やっぱり近くにいすぎると、一生懸命になり過ぎると、どうしても見えなくなってしまうものってのがたくさんあるから。
離れて過ごすからこそできることがある!って、入所させたことをプラスに捉えて、できることを考えてみませんか?
ワクワクすることを考えてみませんか?
そんなアイデアあったら教えてください。
ご家族サイドだからできること、ぜひアドバイスお願いします!
もしアドバイスいただけたら、今後利用者のケアにも、活かしていきたいと思います。
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